コレクティブハウスに住むという選択肢
先日コレクティブハウス かんかんの森という賃貸住宅にお邪魔してきました。
コレクティブハウスとは
個人の自由や自立を前提に、日常生活の一部を共有化し、そのための居住者みなが共同で使うスペースを持つ居住形態です。
( コレクティブハウスとはより引用)
という居住形態で一見シェアハウスとどこが違うの?と思われるかと思いますが、以下の点が違います。
- 部屋はアパートやマンションと同じようにあり、誰かと一つの部屋を共有しているわけじゃありません。
- コモンスペースという共有スペースがあり、そこには大きなキッチン、ダイニング、リンビングなどがありみんなで共有をしています。
- 共有スペースは上の以外にデッキやガーデニングもあります。
- ガーデニングスペースでは生ごみなどを肥料にして色々育ててました。
- だからといって部屋にベランダがないのかというと、タイプによって大きさは違いますが、ちゃんと用意されてます。
- 「共有できるものはみんなで共有する」というコンセプトで洗濯機とかは共有で使用されています。
今回見学に行ってきていくつか体験をしてきたんですが、その中でコモンミールという共同の食事会を手伝ってきました。
今晩のメニュー。みんなで作るので見た目よりも味、手作り間満点です。
自分たちで普通に暮らすこととの違いは
- 毎月開催される定例会に参加
- コモンミールという食事会の為に当番制で食事を作る事
- 共有スペースの掃除
- いろんなグループがありそこへの参加
などなど他にもいくつかありますが、自分たちの住むところは自分たちで解決することを軸に「個としての暮らしを担保」しながら、家族以外の人たちとの共同生活をしています。
一人暮らしをしていて、隣近所にどんな人が住んでいるか知らない現代からするととても楽しそうに思えました。 知らない人ばかりでの中に入っていくことや食事を作ったり掃除をしなければいけない義務が発生することをリスクと捕らえられる事もありますが、ずっと住み続けるわけではないので、長い人生の一時にそんな期間があってもいいかもしれません。
ちなみにここは毎月見学会を開催しているのと
「サポーター」という制度があって、かんかんの森で行われうイベントに参加することができるそうです。
いきなりコレクティブハウスに飛び込むことが怖いと思う方はこういったイベントから参加して、どんな人が住んでいるのか、楽しくやっていけるのかを体験してみるのもいいかもしれません。