プロカメラマンが伝授!「交換レンズ」で広がる写真の世界ブロガーミーティングに参加してきました
去年、デジタル一眼レフを初めて買ってから、空前のカメラブームが到来しているLINDです。(笑)
カメラ買ってもレンズのバリエーションが足りなく悩みの種ですが、それを解消してくれるようなイベント
『プロカメラマンが伝授!「交換レンズ」で広がる写真の世界ブロガーミーティング』があったので参加してきました。
タムロンのレンズは2本持っており、よく使わせていただいているのでどんな会社か気になってました。
今回は先日発売された「18-270mm VC PZD(Model B008)」を使わせてくれるということで、
カメラ好きの会社の上司が「このレンズ評判いいんだよね」って言ってたこともあり楽しみにしてました。
会場では、CanonかNIKONのカメラを持った人たちがいっぱい。
スゲー険悪なムード……ではなく、カメラ好きの濃い雰囲気が漂ってました(笑)
そして全員にレンズを貸していただけるという大盤振る舞い。
25人も集まっていて普通全員分のレンズを用意するってなかなかないですよね。タムロンさんホントに感謝です!!
18-270mm VC PZD(Model B008)の何がスゴかったか
・レンズの小ささ
あとで調べてみましたが、他社の同じくらいのズームレンズの口径がどれも72mmなのに対し、このレンズは62mmと一回り小さくその分重さも100g以上軽いです。たかが100gというかもしれませんが、レンズとノートパソコンの世界ではこの差は凄く大きいです。
・AFの静かさ
担当者の説明の中で何度も出てきた「ピエゾモーター」(ここ試験にでますよw)聞いているだけではよくわかってませんでしたが(汗)実際にピントを合わせてみるとホント静か。
先日某講演会を撮影した際にタムロンの望遠レンズを使っていたら、ピントを合わせる音がうるさいと感じてましたが、これはホントに静かでした。
プロカメラマンレッスン
後半はプロカメラマンの並木隆さんから撮影のテクニックを教えてもらいました。
・ズームレンズは遠くのものを大きく撮るのではなく背景をどんな風に見せるかを選択できるレンズ
ズームレンズっていうとどうしても、近くの物から遠くのものまで一本で撮影ができて便利というイメージがありますが
「ホントは背景の見せ方を変えられるレンズなんです。」ということで
人物の大きさを変えずに広角と望遠で撮影をしてみました。
広角では背景が大きく撮られるのに対し、望遠では背景はほとんど入らない構図になってしまいます。
どちらがいいという話ではなく「自分が撮影するときに背景をどうしたいのか」これに見合った撮影が上手くなる秘訣だとか。
広角での撮影。広角の場合背景を広く見せることができる。
なので景色などの背景を広く見せたい場合などは人物の大きさは自分が動いて大きくする。
望遠の撮影。背景をボカしたり、対象物だけに視点を持って行きたい場合はこちらを使う。
・立って撮るだけじゃない、高さを変えた撮影方法が世界を変える
もう一つ勉強になったのが高さ(視点)を変えた撮影方法について。
料理の写真とかって斜め上からの撮影になってしまう事が多いけど、
下の写真の様に料理と同じ高さから撮影すると見え方が全然変わってくる。
この写真は一番広角にセットし、焦点距離いっぱいに近づいて撮影してみました。
まとめ
全体を通して並木さんが伝えたかったことは
「対象物を動かすのではなく、自分が動いて大きさや視点を変える」ということ。
ただ立ってカメラを構えているだけでは、同じ感じの写真しか撮れないのだと思いました。
そしてズームレンズは単に近くのものから遠くのものまで一本で色々撮影できる事がいいのだと思ってましたが、
焦点距離によっていろんな撮影ができる事がわかりました。
もっと自分の中でバリエーションを増やせるようになっていきたいですね。