scanbooks.jpで本の一括裁断をお願いしてみた。

以前本・雑誌をデジタル化するためのまとめという記事を書いた際に紹介したscanbooks.jpに本の一括裁断の依頼をしてみました。

今回お願いしたのは廃刊になった音楽系の雑誌を中心に雑誌75冊をダンボールに詰めて送りました。
ということで帰ってくるまでの写真を撮り忘れましたが、ポイントをまとめます

■発送

scanbooks.jpのサイトより申込みをして宅急便などで送ります。
送る際のダンボール、送料などは自分持ちです。

ポイント1:ダンボー

本をたくさん入れるのであればかなりの重量になるのでダンボールは丈夫な物を選んだほうがいいです。
ちなみに送り返してもらう時も同じダンボールを使って帰ってくるので往復の輸送に耐えられるダンボールをオススメします。
まとめ:ダンボールは丈夫な物を選ぶ

ポイント2:宅配業者

ダンボールは一般的な物でしたが、75冊も詰め込んで重さは30kg〜40kgになってしまいました。
これだと一般の宅急便では重量オーバーになってしまうので、今回はヤマト運輸の「ヤマト便」というのを利用しました。
利用方法は単純にヤマト運輸の営業所へ連絡して以下の内容を伝えます。

  • 自分の住所
  • 送り先(今回だと長野県安曇野市)
  • 重さ(わからなければ「本1冊の重さx冊数」などで大まかに計算)

などを伝えると料金なども教えてくれます。また、発送は取りに来てもらうのが楽なので一緒に取りに来てもらうよう伝えます。
今回の送料は1700円ほど、宅急便で送るのと殆ど変わりなく送れました。
まとめ:本の重さを量り総重量を確認しておく。

その他

今回自分はやりませんでしが、裁断するサイズを指定したい時など希望がある場合は、裁断希望個所に赤線を引いて、メモ書を添えて送るそうです。

■確認

送って数日するとscanbooks.jpよりメールで見積り連絡がきます。

  • 裁断する冊数
  • 送料 ※60冊以上だと送料無料になるそうです
  • スキャナー送料

などの料金が書いてあり、問題がなければメールにあるURLより発注の依頼をします。
あとは処理されて帰ってくるのを待つだけです。

■返却

年末年始をはさんで送ってから10日で帰ってきました。支払いは代引きなので楽チン。

ダンボールは送ったものにそのまま入れて帰ってきました。けどガムテープなどで補強された痕があったので、もっと丈夫なダンボールで送ればよかったかと。
あと送ったときは隙間なく雑誌を入れて送ったけど帰ってきたときは裁断されていくらかスペースが出来たため新聞紙で埋められていました。
裁断された雑誌は一冊ずつまとめられていて輸送中に混ざる事はありませんが、紙の長さが足りずに表紙にセロテープが張り付いているのが残念です。

ポイント3:保管スペース

帰ってきて一番困ったのはどこに置くか(笑)
置き場の無い家でダンボールごと置いておくスペースを確保するのに苦労しましたので、スキャンして捨てるまでおいておく場所も作っておきましょう(笑)
まとめ: ダンボール1つ分の置きスペースを確保しておく

■スキャン開始

Scansnap1500にてスキャンを開始。
雑誌1冊全部取り込むのには5分くらいで終ります。しかしテキスト認識をしている為その時間が30〜60分くらいかかります。なので1冊1時間くらいかかっているかな。
※テキスト認識が必要化は疑問です。なので単に取り込むだけでよければサクサク処理できると思います。

ポイント4:レンタルスキャナー

自分はScansnapを持っているので借りませんでしたが、scanbooks.jpのいいところは業務用のスキャナーレンタルがあるところだと思います。
ただ上にも書いた様にテキスト認識をする場合はその処理速度はスキャナーの性能ではなくPCの性能に依存されるので、数日で数十冊の本を処理するのは大変かもしれません。
レンタルも一緒にされる方は申し込む前にそこらへんの計画を立てておいたほうがいいかもしれません。
まとめ: 裁断する前にスキャン計画(スキャナーレンタルの有無、一日の処理数)を立てる

■感想

最後に自分の感想
今回75冊を処理するのにかかった費用と時間は以下のとおりです。

金額
  • 送料(自宅->scanbooks.jp): 1700円
  • 裁断料金: 8250円
  • 合計: 9750円 (1冊/130円)
時間
  • 準備: 2~3時間(発送前にまとめてダンボールに詰める作業時間)
  • 裁断時間: 約10日
  • スキャン: 1日1〜2冊程度でまた終わらない


自分の様にまとめて一気に処理をするのが好きな性格であれば裁断するコスト業者に依頼して処理するのは時間的にも精神的にも楽な様な気がします。
60冊以上であれば戻ってくるときの送料が無料になるので、溜まってしまってまとめて処分するのに困っている方は利用してみるのもいいかもしれません。