劇的3時間SHOW 武部聡志さんの話を聞いてきた


昨日表参道のスパイラルホールで開催された「劇的3時間SHOW 武部聡志」に当たったので行ってきました。


武部さん自身は名前くらいしか知りませんが、FANである一青窈のプロデューサーという事で面白そうだから行ってきました。
会場は音楽関係の仕事や興味のある人が多かったようです。


前半は武部さんの音楽に関わる幼少の話から、どうやってプロになりどんな経験を積んできたのかそして音楽プロデューサーという仕事について詳しく話しをしてくれました。
後半は1曲のデモテープから世に送り出されるまでの過程を実際のアーティストと交えながら話しをしていきました。


話しの内容としては斉藤由貴の卒業に始まり、アレンジやプロデュースを手がけてきた話しを伺えました。もちろん一青窈の話しも出てきてよかったです。
そして説明の過程で武部さんのプロデューサー論を伺いましたが、それは音楽プロデューサーだけに限った話しではなく、一般の人向けへのリーダー論としても受取れる内容でした。


一番良かったのは後半。
川江美奈子さんというアーティストの方と一緒に11/11に発売されるニューアルバムの中の一曲「LIFE」曲を作るプロセスを説明してくれました。

LIFE375

LIFE375


この曲は毎年武部さんの誕生日に川江さんが曲を贈るそうで最初の歌詞は武部さん自身について歌われた曲でした。
それを誰でも受取れるように歌詞や曲を変えて完成させたそうですが、その過程でのデモテープや武部さんと川江さんお互いのこだわりなどを埋めていく話しが印象的でした。

自分的には最初か2番目に聞いたデモテープがとても好きでしたが、実際にできた曲はそれとはチョット違って残念な気がしました。
けれど話しをしていた1時間あまり数回聞いただけで引き込まれた曲で来月アルバムが発売したら直に聞きたいです。




最後の武部さんへの質問コーナーは時間をオーバーしながらたくさんの人の質問に答えて自分も質問してきました。
質問した内容は「来月発売される一青窈さんの新曲について、武部さんのこだわりの部分を教えてください」という内容。
みんな音楽や武部さん自身の考え方や視点について質問していたので、チョットKYかと思ったけど、そんなの気にせずに言ってみました(笑)

「あとに残る作品を作る」という事を思い常に作っているそうでその為には「時代性」と「普遍性」を兼ね備えてなければならない。
この新曲はその両方を兼ね備えているのでいつまでも聞いてもらいたい

との事、オフィシャルサイトで『うんと幸せ』というタイトルの発表がされていたけどどんな曲か楽しみです。