ThinkPadの奥深さを聞いてきた


先日AMN主催の『ThinkPad ブロガーミーティング〜開発者が語る匠のノートブック』に参加してきました。
普段ノートパソコンはLet's Note派なんですが、ThinkPadの歴史やThinkPadへのこだわりなどを伺えておもしろかったです。


Lenovo社は中国の会社というイメージがありますが、実は本社はアメリカにあるそうで、世界60カ国以上に営業拠点を持つグローバル企業なんだそうです。
上の画像はプレゼンの最後に出てきたものですが、色々な言語での「ありがとう」が書かれているそうです。
ちなみに自分は"thank you"と"謝謝"と"ありがとう"しかわかりませんでしたが(笑

ThinkPadの目指すもの

お客様の成功のために

  • テクノロジーイノベーションを通じ、プロのどうぐとして求められる多彩な機能をご提供します。
  • お客様のご利用環境、ご利用形態において、価格を生み出す創りこみを行っていきます。
  • 機械化する技術の組み合わせを、ご利用しやすいソリューションとしてご提供します。

揺るがないモビリティ要素への取り組み

  • 持ち運ぶための軽量、薄型のパッケージ
  • 携帯先で壊れないための堅牢性、静電気などの環境に対する防御性
  • 効率的、かつ拡張可能なバッテリー駆動時間
  • 生産性を向上させる簡単、便利な操作性
  • 受信、送信のための高速で安定した接続性
  • セキュリティ(機密保持機構)
  • エンドユーザー、IT管理者の負担を軽減するThinkVantage機能

ThinkPadの強み: 最適バランスと、エンジニアの知恵とこだわりで差別化

この目指すものを満たすものがThinkPadと呼ばれるそうです。
そしてThinkPadを開発するメンバーは開発当初から変わっておらず、人や技術を外から取り入れずに進化し続けているそうです。
ThinkPadの強みは、冷却と騒音、堅牢性と軽量化などという矛盾を解決する中でビジネスに特化したバランスを追求しているそうです。

■キーボードへのこだわり

会場でおもしろかったのはキーボード職人のお話。
ThinkPadのキーボードは他のノートパソコンと比べても、他のキーに指が当たらないようにしたり、押し終わったあとの戻り方までにこだわり、ピッチの幅は10年以上変わっていないそうです。
以前ThinkPadを使ったことがチョットだけありましたが、キーボードのタッチがよかったことを憶えてます。それは気のせいかと思ってましたが、やっぱり他とはちがうんですね。

■赤いThinkPad

質問のコーナーに思いつきで「黒以外の別な色を出す予定はないですか?」と聞いてしまいました。
司会の徳力さんからは「ちなみに何色がいいですか?」とカウンター
あんまり考えていなく思わず頭に浮かんだ色は"白"!!
いやそれはMAC、じゃなくて俺の頭の中が真っ白なんだ……(苦笑
そして苦し紛れにでた色が"真っ赤"……。せめて"3倍早いマシンを!!"くらい気の利いたことを言えばよかった……orz
結局徳力さんがオチをつけてくれて笑って収まりました。(汗


でもお土産に頂いた中に・・・・・・


赤いノートが入っているじゃないですか!!






ほら、オリンピックモデル!!






バッテリー要らずでどこでも使えますョ……。

まとめ

ThinkPadにたいする奥深さは普段PCに馴れ親しんでいる者としてとても楽しく、興味深かったです。
たぶん他のメーカーのノートパソコンにもこのようなこだわりや奥深さがあるのかもしれません。今後その様なことを知る機会があれば、ThinkPadと比べる意味でも色々聞いて見たいと思いました。
やっぱり次に聞くなら今使っているP……ですかね。軽さや堅牢性など物凄い技術がありそうで興味あります。