小宮一慶×勝間和代 トークスペシャルで本の世界をうかがってきた

紀伊国屋サザンシアターで開催された、「小宮一慶×勝間和代 トークスペシャル 本のちから 〜本はあなたと社会を変える〜」に行ってきました。

紀伊国屋サザンシアターで初小宮一慶さんでしたが、小宮一慶さんの話し方がとてもおもしろかったです。
話しの全体的な内容は他の方にお任せするとして、今回も自分が得たもの、印象に残った感想のみ書いていきます。


※は自分の感想です


■ 社会人のための読書術
勝間さんはとにかく本を読み、小宮さんは月に5冊程度と大きく違ってはいましたが、自分なりの読み方や本の選び方をお持ちでした。


・読み分ける
本の種類や目的によって、通読したり熟読したりするそうです。


※ここが自分の中では考えられていない。
目次を読んだときにどの章を切り落とすかというカンがまだ働かない。
それは読んだ数が足りないことよりも、どの何を得たくて読むという目的やそのためにいらない情報は何かということを意識していないためかな。




・著者の思考を読み取る
お二人が言っていたことは、文章を追い求めるのではなくて著者の思考を読み取ること。
そのことについては、"会話をするように読む"とか"背景をイメージして映像を見るように読む"など色々なたとえをだして伝えようとしていました。


※ここで思うことは、どうやって思考を読み取るのかということ
自分なりに考えてみた方法として、「読みながら"質問"や"ツッコミ"を入れる」ということかと思いました。
質問は"ナゼ"を問いかけて、その答えを本の中から探すこと
ツッコミは自分の思い(共感できること、否定したいこと)を著者にぶつけてみる
どちらをするにしても、ただ文字を追っかけているだけではできないことなので、そんなことなのかと考えてみました。


∴やってみること

  • 本を読む目的を考える
  • 読みながら質問やツッコミを考える。(自然とできるようになる)


■ 聞き逃したこと
これは自分の感想。
終わったあと何か物足りなさをずっと感じていたけど、その理由がやっとわかりました。

今回の話には『読んだあとの話し』が無かったんだ。
確かに『読書術』の話しなので本の読み方の話しはたくさんあったけど、「読み終わったあとどうするの?」ということを伺えなかったのが残念。
というより、それを質問できなかった自分がとっても残念。
お二人は読み終わったあと、読んだことをどのようにアウトプットしているのか。
アウトプットする工夫などを質問してみればよかった。
そしてこのへんが講演会を聞いた後思いつくのではなく講演会を聞きに行く目的の中に組み込めるようになっていればいいとも思いました。