HDD障害からの復旧手順のまとめ(その1)
自宅で使用している400GBのHDDが急に
「Windows-遅延書き込みデータの紛失 ファイルE:\$Mft(違う時もあります)のための一部保存できませんでした。データを損失しました。このエラーはコンピュータのハードウェアまたはネットワーク接続の障害によって発生した可能性があります。このファイルをどこか別のところに保存してください。」
というポップアップが表示されて一気にアクセスできなくなりました。
どうらやHDDが逝ってしまったらしい。
このHDDの中にはTVを録画してCMなどを切り落としたデータなどがほぼ一杯に入っていたため、すんなり諦められずここからデータ救出の戦いが始まる。
1.MFTとは
まずMFTというのが何かよく知らなかったので調べる。
MFTとは"Master File Table"の略でNTFSでのファイル管理領域の事を指すらしい。
という事でかなりヤバイ状況にいきなり陥りました。
MFTについて参照先: http://www.wdic.org/w/TECH/MFT
2.復旧作業 HDD Regenerator編
CHECKDISKは既に意味を成していなく、
何か別のツールを探そうとしていたときに以前GIGAZINEで見たツールを思い出しそれに託してみることにする。
"HDD Regenerator"というツールで紹介されていた記事は下記のURLです。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060811_hdd_regenerator/
さっそくCDに焼いて手順通りに進めていく。
400GBもあるとスキャンするのにかなり時間がかかり、寝てる間、仕事に行っている間も休みなく進める。
しかし、途中でエラーのセクタを見つけても一つも修復できていない。
しかもチェックに時間がかかっているので仕方ないからそこの部分を飛ばし直りそうなところだけ進める。
結果、一つもセクタを修復できない。orz
3.復旧作業 Drive Fitness Test編
次に見つけたのはHDDベンダが提供しているHitachi(旧IBM)のツールで
HDD診断や修復ができるみたいでこれに託す。
参考先URL: http://shattered04.myftp.org/item.php?TGT=pc_09
http://www.jisakulabo.net/2005/01/hdd.shtml
しかし、何度試してもソフトを起動できない。
CDから起動し同意をしているのにその後DOSプロンプトが表示されてまったく使えないorz
4.復旧作業 KNOPPIX編
今回は起動用のディスクが壊れたわけではないので思いつかなかったが、
HDD救世主の定番?のKNOPPIXを使ってみる。
OSが代わればもしかして見れるのではという淡い期待に答えてくれて、なんとHDDが認識され見れている。
すぐにネットワーク内の共有先に重要なファイルからコピー!!。
但し、その中でも肝心なフォルダの一つが中身空っぽ状態でデータが見つからない。
でもそれ以外は抜き出せたので一安心。
残りはそのフォルダ内だけ!!
もう諦めろという声にまったく耳を貸さずに次ぎなるソフトを探してがんばっているのが今の状態……です。
まだまだ諦めないぞ!!!!